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ソフトとハードコンタクトレンズの大きさの違い


ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズでは、コンタクトレンズの大きさ、つまり直径が違います。一般に、ソフトコンタクトレンズは角膜全体を覆うために大きく、ハードコンタクトレンズは角膜よりもやや小さいサイズになっています。具体的な長さで言うと、ソフトコンタクトレンズがだいたい直径13ミリ前後なのに対して、ハードコンタクトレンズは直径8〜9ミリほどです。

この大きさが影響することの一つに、酸素透過率が挙げられます。酸素透過率とは、コンタクトレンズを装用している時に、どれくらいの量の酸素が目に供給されるかという目安になるのですが、一般的には酸素透過性のハードコンタクトレンズの方が、ソフトコンタクトレンズよりも酸素透過率が高くなります。

ソフトコンタクトレンズは、角膜全体を覆い、レンズの端はややまぶたの内側にかかります。そのため、レンズの下の涙の交換が効率よく行われないので、目への酸素供給は、レンズの素材を通して行われます。ソフトコンタクトレンズの素材は、素材自体が水分を含む性質をもっており(含水性)、その水分を通してレンズの下に酸素が供給されるのです。
これに対してハードコンタクトレンズでは、角膜より小さなサイズのレンズが涙液の上に浮かんでいる格好なので、レンズの下の涙はまばたきの度に交換され、涙から目に効率よく酸素が供給されます。

これが、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの酸素透過率に差がある理由です。レンズが角膜全体を覆うかどうかという大きさの問題が、涙液交換の効率に影響を及ぼしているというわけです。

また、大きさの違いはフィッティングの良さにも関係があります。ソフトコンタクトレンズは、装用感が良いだけでなく、角膜全体を覆っているので、多少激しい動きをしてもなかなかずれません。

しかし、ハードコンタクトレンズは角膜よりも小さいサイズのレンズが乗っている形なので、激しい運動をした場合には比較的ずれやすいという性質があります。ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズのそれぞれの得手不得手には、このようにレンズの大きさも関係しているのです。

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