ブレッブとは?

ブレッブとは、角膜の内皮細胞に見られる黒い斑点のことです。角膜の酸素が不足している時に、一時的に現れることがあります。
ブレッブが出現する場所である内皮細胞は、角膜の内側の端に位置する部分の細胞で、角膜内の水分量を調節する役割などを担っています。この細胞は、壊れても通常の細胞のように再生されることはないので、細胞が壊れればそのまま細胞の数が減った状態のままになります。
この内皮細胞が壊れる前兆として現れるのが、ブレッブです。内皮細胞にダメージが加えられると、内皮細胞に黒い斑点が現れ、90分ほどで消失します。このようなブレッブと呼ばれる現象が起こっても、即時に内皮細胞が死滅しているわけではありません。ただし、このブレッブが慢性的に起こるような場合は、内皮細胞には確実がダメージが加えられている証拠であり、内皮細胞が減っていく環境にあることが明らかと言えます。
以前の、PMMAと呼ばれるプラスチックなどで作られた酸素透過性の低いハードコンタクトレンズを装用している人には、慢性的なブレッブが見られる場合が多かったようです。このことからも、ブレッブが起こる原因、内皮細胞が壊れる原因は、角膜の酸素不足だと考えられています。
特に痛みやかゆみなどの自覚症状がない場合でも、眼科の検査でこのブレッブが慢性的に見られるような場合には、コンタクトレンズを変えたり、装用を中止する必要がある場合もあります。
また、酸素透過性の高いコンタクトレンズを使っていても、汚れが溜まっていたり、劣化が進んでいる場合、充分な酸素を通すことができずに、角膜が酸素不足を起こす可能性があります。その為、ブレッブを防ぐためには、酸素透過性の高いコンタクトレンズを正しい用法で使用しなければなりません。
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