(2)コンタクトレンズの使用、トラブルについて

ここでは、使い捨てコンタクトレンズ使用に関するトラブルや、コンタクトレンズ使用時の注意事項をいくつかご紹介します。コンタクトレンズは、人間の目にとっては異物です。また、人間の体でも敏感な目に使用するものなので、使用方法はよく守り、適切な装用方法を心掛けなければなりません。
突然ですが、あなたはコンタクトレンズのケアをサボっていませんか? コンタクトレンズのケアは面倒でも、毎日必ず行わなければならないことです。人によっては、水道水やミネラルウォーターなどを使ってコンタクトレンズを洗浄する方もいるようですが、これは絶対にやってはいけないことです。ましてや、水道水を保存液として使用するなどは、もってのほかです。水道水には、塩素の他にも角膜に害を及ぼす「アカントアメーバ」などの細菌が混ざっている場合があり、とても危険です。
また、このアメーバは、場合によっては目に潰瘍を発生させ、角膜移植が必要になるほどの重症になってしまうこともあるのです。少しの面倒を怠って、後々の大きな面倒にならないよう、毎日のケアは必ず行いましょう。
また、あなたは下記に挙げるいくつかの装用方法をしていませんか? もし心当たりがあるならば、必ず改善することをお勧めいたします。今からでも決して遅くはありません。すでにかなりの期間下記に挙げるような方法でコンタクトレンズを使用しているならば、一度眼科へ行くことをお勧めします。あなたが気づいていないところで、病気がすでに始まっているかもしれません。
コンタクトレンズの使用期限を超えての装用について
使い捨てコンタクトレンズで、ついやってしまいがちなのが、この装用方法です。使用期限を守らず、装用し続ける人がいます。もちろん節約のためなど、様々な理由があると思いますが、これは絶対お勧めしません。
特にカラーコンタクトレンズや使い捨てコンタクトレンズは、通常、長期間の使用を考慮せずにレンズが作られています。そのため、装用期間を過ぎて使い続けると、目に様々なトラブルを起こしかねないのです。
目には見えないレンズの損傷や汚れはもちろんのこと、長期装用するせいで角膜に傷がつかないとも言えないのです。また、損傷したレンズを使えば、そこから目に細菌感染が起きることもあります。
そのようなことを未然に防ぐためにも、カラーコンタクトレンズ&使い捨てコンタクトレンズは、きちんと定められた装用期間を守りましょう。
コンタクトレンズを装用したままの睡眠について
酔った時や、保存溶液を忘れた時、外すのが面倒などの理由で、コンタクトレンズをつけたまま眠ってしまうことはありませんか? これも、やってはいけない行為で、とても危険です。
目が正常に働いていると、瞬きによって新しい涙が出て酸素を運び、酸素供給がスムーズに行われます。しかし、コンタクトレンズをしたまま眠った場合、これらの供給がなくなり、涙の交換率が減って、ついには酸素が運ばれなくなってしまいます。
この状態が、実は目にとってとても危険です。通常の目の働きが妨げられ、目の状態は悪化する一方になります。眠る時は、必ずコンタクトレンズを外すよう気をつけましょう。
コンタクトレンズ装脱着時について
特に女性の方が注意しなくてはならないのが、つけ爪や長爪などによるトラブルです。つけ爪や長爪をしたままコンタクトレンズを装脱すると、コンタクトレンズがつけにくい上に、目に傷をつけてしまう場合があります。
また、爪の中の細菌が目に入ってしまう危険性もあります。せっかく、保存液や消毒液をつけて消毒していても、装脱する手や指が汚かったら、どんなにコンタクトレンズが清潔でも意味がありません。
装脱時には、手や指を清潔にすることはもちろん、つけ爪を後で付けるようにしたり、爪は切っておくなどの事前準備をしてから装脱しましょう。
カラーコンタクトレンズについて
若者に最近人気のカラーコンタクトレンズですが、通常のレンズと比べ、着色してある分だけ酸素透過性が悪く、長時間の使用には向いていません。機能よりもデザインに比重をおいたコンタクトレンズなのです。
そのため、長時間、長期間の使用はもっともさけるべき行為と言って良いでしょう。
また、カラーコンタクトレンズの特性から、貸し借りや譲渡などをする場面があるかもしれませんが、これも止めましょう。通常のコンタクトレンズ同様、カラーコンタクトレンズも、その人に合わせた専用の物(度入りの場合は特に)です。
他人が使えば、後日、何らかの支障がでることもありえます。友達の目を守るためにも、貸し借りや譲渡は絶対に止めるべきです。
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