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ポリッシングとは?


コンタクトレンズを磨く(polish)技術のことをポリッシング(polishing)と呼びます。これは、コンタクトレンズのカーブに微調整を加えたり、研磨して傷をなくす為に行われるものです。ポリッシングが行えるのは、素材の固いハードコンタクトレンズで、素材の柔らかいソフトコンタクトレンズは磨くことができません。

コンタクトレンズの使用年数経過に伴ってついた傷などを、磨いてなくすために行う行為と認識されがちなポリッシングですが、現在ではオルソケラトロジーの進歩・普及とともに、レンズの微調整という分野での重要性が装用者にも認識され始めています。

主として夜間にハードコンタクトレンズを装用し、レンズの形状で角膜にクセをつけて視力を回復させるオルソケラトロジーでは、レンズのデザインやフィッティングが最も重要なカギです。デザインが適正でなければ適正な矯正力が出ませんし、フィッティングが悪ければ眼障害を起こす可能性が高まります。

そのため、オルソケラトロジーにおいては、テスト装用とデザイン・フィッティングの微調整を繰り返し行い、ベストなレンズの形状を作り出す必要があります。この微調整の際に用いられるのが、ポリッシングというレンズの研磨技術です。

ポリッシングを行うと、レンズの表面が研磨されて形が変わります。ですから、一度削ってしまうと元には戻せず、失敗すればもう一度レンズを注文して削り直さなくてはなりません。的確な診断とポリッシング技術が、オルソケラトロジーには不可欠なのです。

ところが、オルソケラトロジーが注目されている現在では、充分なポリッシング技術を持っていないにも関わらず、利益目的でオルソケラトロジー診療を始める眼科も存在しているようです。健康保険が使えずに高額な治療費がかかるオルソケラトロジーですから、デザインやフィッティングの甘いレンズを処方されてはたまったものではありません。

オルソケラトロジーを受けようと考えている場合は、ポリッシングなどのレンズの微調整技術をしっかりと持っている眼科かどうかも確かめておきたいところです。

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