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PMMAコンタクトレンズとは?


PMMA(Polymethylmethacrylate=ポリメタクリル酸メチル)とは、アクリル樹脂の一種に分類できる、透明のプラスチック素材で、かつてハードコンタクトレンズの素材として使用されていました。このPMMA素材で作られたコンタクトレンズが、PMMAコンタクトレンズです。

PMMAが使われるようになる以前のコンタクトレンズは、主にガラスで作られており、装用感が極めて悪いので、長時間の装用はできませんでした。そこで、注目されたのが、アクリルガラスとも呼ばれるPMMAです。PMMAは、加工がしやすい上に割れにくく、しかも軽いので、コンタクトレンズの素材としては、当時としては申し分のないものでした。

PMMAで作られたコンタクトレンズは、ガラスでできたものに比べて装用感が良く、より長い時間の装用も可能ということで、瞬く間に普及していきました。しかし、PMMAにも酸素透過性が低いという欠点があり、開発された当時もPMMAコンタクトレンズの使用により、目の酸素不足などを引き起こして、眼障害にかかる利用者も少なくありませんでした。

そして、ソフトコンタクトレンズの登場以降は、PMMAで作られたコンタクトレンズは、その素材の固さから“ハードコンタクトレンズ”と呼んで区別されるようになります。現在でもハードコンタクトレンズはありますが、酸素透過性が高い素材などが開発され、現在ではPMMAを用いたコンタクトレンズはほとんど使われていません。

現在のように使い捨てのソフトレンズが普及したのはそれほど昔の話ではありませんので、もし、近くにまだPMMAのハードレンズを使っている方がいるならば、より酸素透過性の高いレンズを処方してもらうように勧めた方が良いでしょう。

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